「芸能人格付けチェック」に出演予定のあなたへ


目次
ワインの味を数値化するMy Oeno
どうやって味を調べてるの?
価格は?


 

毎年、正月の時期に放送される「芸能人格付けチェック」を視聴される方は多いですね。この番組の見どころは高級品と安物の違いを判別できなかった芸能人が脱落していく所なのですが、毎回過半数の出演者が「三流」や「そっくりさん」レベルまで堕ちてしまいます。
例年チェック項目の中に「ワイン」が含まれているのですが、100万円近いワインと1000円位のワインの違いを判別できる方はかなり少ないようです。例外が「GACKT」氏で彼はいつも高級なワインを言い当てていますが、この方は日常的にその価格帯のワインを口にしているそうです。ワインの味を判別するには味覚の繊細さもさることながら良いものを数多く味わった経験も必要なのではないかと思いました。勿論私たちには100万円近いワインを頻繁に飲む機会はないと思いますが、今日は誰でもワイン通になれるガジェットをご紹介します。これがあれば簡単にワインの真贋を見極めることが出来ることでしょう。

ワインの味を数値化するMy Oeno

チリ産のワインは安くておいしいと耳にしますが、美味しいワインの基準って何でしょうか?
ワイン通の方でない限り言葉に詰まると思います。人間の味覚や嗜好には個人差がありますし、それを上手く言葉で伝えるのはなかなか難しいものです。このMy Oenoを使用すればワインの味を数値化してくるので定量的かつ誰にでもわかる形で美味しさを伝えられます。

こんな風に測定装置をワインに浸すだけで味を分析してくれます。分析結果はスマホのアプリで確認できます。
アプリには銘柄、味の特徴のチャート、AIによるワインのレビューが掲載されます。自分以外が測定したワインも掲載されるので味わったことのないワインの特徴も知ることができます。

このアプリの特徴として過去に自分が選んだ銘柄をもとに「おすすめ度」を判定してくれる機能があります。おすすめのワインを教えて欲しいけれど酒屋の店員に聞くのが気が引けるという方でもアプリがソムリエの代わりになってくれるので自分好みの一本を簡単に見つけられます。

そしてチャートの部分でワインの味を4つの要素に分けて分析してくれます。ボディの強さ、糖度、タンニンの量、そして成熟度です。ワインの味と言えば評論家が難しいコメントを並べている様子を想像しますが意外なことにわずか4つの要素で味を分析できるそうです。これなら素人でも理解できますね。

他の機能として類似した味のワインを提案することもしてくれます。例えばロマネコンティってどんな味なんだろうと興味を抱いても実際に購入するには気が引けますが、これを使えばロマネコンティ風のワインを味わうことが可能になります。グルメの好奇心をくすぐる面白い機能だと言えるのではないでしょうか。

どうやって味を調べてるの?

ワインの味を分析することは、液体の化学組成を調べることに他なりませんからクロマトグラフィーのような仕組みで分析するのではないかと想像していました。しかし予想に反してこの装置はワインの色だけで味を判断しています。

多くの独立した科学研究によってワインの分光分析とテイスティングの間に感知されるその基本的な特徴(強さ、タンニン、そして酸度)との間に強い相関関係を確立しました。 「MyOeno」のアルゴリズムはこの豊富な科学文献を使って開発され、ブラインドテストでプロや熟練のワイン愛好家の感覚と比較されました。 この技術は、スペクトル可視分析に基づいています。特定の波長が放出され、デバイスの隙間にあるワインを通過します。ワインによる各波長の吸収は、私たちのアルゴリズムでまとめられ、ワイン的特性に変換されます。再現性と信頼性を保つために、各測定の前にキャリブレーションを行うことで、明度環境を差し引きます。

https://camp-fire.jp/projects/view/148476 より引用

この装置の下部のスリットの部分でワインの色を読み取って、分光分析の結果と照らし合わせることで味を判断しているようです。そう言えばワインの評論家が飲む前にグラスを顔の前に掲げて色合いをチェックする仕草をしますが、それは粋がってやっているのではなくて色で味を分析しているのかもしれませんね。

価格は?

現在この製品はクラウドファンディングで資金調達中で、一個当たり12500円の出資金で入手することが出来ます。
すでに出資金は目標金額に到達しているのでファンディング自体は成功を収めています。
2019年の9月ごろに製品が出荷される予定になっています。興味をお持ちの方は応募してみてはいかがでしょうか。

「My Oneo」

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