回転寿司で学ぶHMI開発
2019年5月4日
2019年6月21日
近年、産業機械のHMIにも洗練されたデザインのものが増えています。ユーザーにとってもテンプレートの部品をただ配置しただけの画面よりも、きれいで見やすい画面の方が操作しやすいと感じられることでしょう。この記事では誰もが一度は足を運んだことがあるはずの回転寿司の注文システムを例にHMIの画面作成のしかたを紹介していこうと思います。
使用ソフト:オムロンNB-Designer
NB-Designerはメンバー登録することでオムロンのウェブサイトから無料でダウンロードできます。
https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3110/download/catalog.html
HMIとは
HMI:Human Machine Interfaceの略です。人と機械の間で情報のやり取りをするための装置を表します。回転寿司においては注文用のタッチパネルが該当します。
実装する機能を決める
私たちが座席についてから会計するまでにどのようなプロセスを経るでしょうか?実装する機能を調べるためにフローチャートにしましょう。
恐らくこのような感じでしょう。フローチャートをもとにどのような画面が必要か考えます。
(1)寿司ネタを選ぶ画面。
(2)何皿頼むか決める画面。ここで注文も入れることにします。
(3)注文履歴画面。お届け中かお届け済みか表示します。
(4)画面通知。「ご注文の焼きとろサーモンが到着します」とポップアップする画面です。
必要な画面が決まったら製作に取り掛かります。長くなるので記事を分割しました。
回転寿司で学ぶHMI開発シリーズ
イントロダクション
(1)寿司ネタを選ぶ画面を作る-1
(2)寿司ネタを選ぶ画面を作る-2
(3)注文履歴画面を作る
(4)画面通知 を作る