DMM.makeで1円でも安く3Dプリントする方法
2019年7月1日
この記事では3Dプリンターの出力サービスを利用されている方にすこしでも安く出力するための方法をご紹介します。
プリント代はどのように算出されるのか?
ここでは一番価格が安い「ナイロン樹脂(ホワイト)」を例に説明します。
例えば上のような物を出力すると
材料費:1.78×1.78×3.14×10=100cm^3 100×19=1900円
空間費: 1.78x2x1.78x2x10=127cm^3 127×9=1143円
諸経費:550円
合計:3593円となります。
空間費は体積とは異なり、出力する物体の最外形寸法をもとに算定します。イメージとしては出力したいものがちょうど収まる箱の体積です。
安くする方法
方法1:部品同士をコンパクトにまとめる
複数の部品を同時に出力する場合,部品をコンパクトに配置することで空間費を削減できます。例えば下の3つの部品化を出力するとします。普通に配置するとこのようになります。
間隔を詰めると空間費が下がります。
可能であれば入れ子構造にするとさらに下がります。
方法2:強度の不要な部分を薄くする
部品の強度が不要な部分の肉厚を薄くすることで材料費を削減できます。
方法3:キャンペーン中の素材を使う
通常時はナイロンが最安の素材ですが、キャンペーン中では特定の素材を格安で出力できることがあります。
2019/6/27現在PA12素材がキャンペーン中なので一番安価な素材になっています。
すこしでも安く出力したい方はこういった方法を試してみてはいかがでしょうか?