CleanseBot-世界初の殺菌ロボ
2002年にロボット掃除機の先駆けであるルンバが発売されてから20年近く経ちました。
現在では後発の商品が普及し、窓拭き用のロボットなど新しいジャンルのロボット掃除機が出現しました。
そして先ほどIndiegogoを覗いていたところ殺菌ロボットなるものを発見しました。
このCleanseBotは布団や電子機器や小物など私たちが手に触れるほとんどのものを紫外線殺菌することができます。外観は13cmの円形でCDより一回り大きいくらいのサイズです。
布団を殺菌するときはスイッチを入れて布団の中に潜り込ませるだけで中を自動で動き回って殺菌してくれます。ルンバのように段差を検知する機能が実装されているのでベッドの端に到達すると折り返します。なので落ちる心配は無いそうです。作動時間は30分または60分コースから選べ、最大で3時間駆動できます。
気になるのは効果の程ですが第三者機関の調査の結果99.99%の大腸菌を殺菌出来たとの結果が書かれています。
スマホや小物を殺菌する場合は手にもってスキャナーのようにかざして使用します。こういった四六時中手に持っているものを気軽に殺菌できるのは便利だと感じました。
必要なの?
開発者が CleanseBot は旅行や出張に持っていくのに最適だとアピールしていました。
私はホテルの布団のカバーやシーツは毎日取り換えられていますし、 スマホはアルコールティッシュで拭けば事は済むのではと思いました。
しかし私が思っていたほどホテルのベッドは清潔ではなかったようです。客室で最も細菌やバクテリアが繁殖している場所は、ライトスイッチ、テレビのリモコン、そしてベッドスプレッドで、例としてライトスイッチには 1cm2あたり112個のバクテリアのコロニーが見つかりました。
対照的に清潔な病院の部屋にはわずか5個しか見つからなかったと書かれています。
私は月に2.3度ほどビジネスホテルに宿泊しますが、あまり意識したことはありませんでした。冬に泊まったときに風邪を引いたことがあり、それは部屋が乾燥していたせいだと思っていましたが、もしかすると何かに触れたときに菌をもらったのかもしれません。一見清潔に見えるところにも菌が潜んでいるかもしれないことが学べました。